少しずつ温かくなってきて、春のファッションを楽しむ季節になりました。
春夏物のワンピースや、シャツなど薄手の生地に大き目のブローチをつけたら、重さに負けて下を向いてしまい、つけるのをあきらめた方!
そこで前回の裏技に続き
もう一つご紹介したい方法があります。
薄手の生地にブローチの重さが耐えられないなら、生地を厚くしてあげればいいのです。どうやって???
使うのは接着芯
接着芯とは、手芸される方ならご存じだと思いますが、例えば自立するバッグを作る時に薄手の生地を接着芯に貼り付けて、厚みのあるしっかりした生地にするためのメッシュ状の厚紙。
これを応用して、お洋服の生地の裏に接着芯をあてて、ブローチをつける部分の生地を補強します。
接着芯をブローチより一回り大きいサイズにカットして、ブローチをつけたい生地の裏にあてます。
ブローチを付ける時、この接着芯ごとピンをさします。この時気ピン幅いっぱいまでさしてください。
一緒にさすだけなので、とても簡単です。これだけでだいぶ下を向いてしまうのが緩和されます。一枚だけでは足りない時は2枚一緒にさしてさらに補強してあげると完璧です。
お肌の弱い方や、接着芯のザラっとした感じが直接肌にあたって嫌な方は、接着芯は片側にアイロンの熱でつく接着剤がついていますので、あまった生地をなんでもよいので貼り付けてもよいかと思います。何枚かサイズ違いを作っておけば、ブローチを付ける時に便利です。
接着芯は手芸屋さんで販売していますが、1メーター単位で販売されていますので、少しだけ欲しい時は、当店でも販売しております。(単体での販売はしていません)
接着芯でなくても、例えばストッキングについている台紙などの少し厚めの紙などでも代用できそうです。ただ、接着芯はメッシュ状になっているのでピンがさしやすいです。
お困りだった方はお試しくださいね。