今までたくさんの時計を販売してきましたが、その中でもカバーウォッチと言われる時計で特に印象に残っている物をご紹介します。
カバーウォッチとは、文字盤の上にカバーがついていて、文字盤が隠れている時計です。私はカバーをあけて時間を見るという瞬間が、なんとも優雅な感じがして好きなのですが、頻繁に時間を確認する人にとったら、めんどくさくて仕方のない時計かもしれません。仕事用というより、ジュエリーの要素が強めの時計ですね。
初期の頃に仕入れたジラールペルゴのゴージャスウォッチ。カバー部分のお花の装飾が立体感があって素晴らしい時計です。
カバーにサファイヤとダイヤモンドがあしらわれた激レアウォッチです。こちらは当時のロレックスのカタログに掲載されていた商品で後付けでなく、すべて純正品。
左がカタログの写真。右が実物。時計をこの上に載せるとぴったり重なります。
ロレックスのホワイトゴールドのカバーウォッチ。これもカバー部分がお花のデザインになっていて、中央部分が少しあいていて中の文字盤がわずかに見えます。
こちらはイエローゴールドのロレックスのカバーウォッチ。スクエアにダイヤモンドがあしらわれていて、シンプル&シャープなきりっとした大人の感じの時計です。
こちらもとても珍しいデザイン。中央にダイヤモンドがあしらわれていて、カバー部分がドーム型になっています。
こちらはオメガの時計です。翡翠やサファイヤダイヤなどがフルにあしらわれています。これはつけていたらブレスレットにしか見えません。
こちらはハミルトンのホワイトゴールドのカバーウォッチ。他のメーカーよりも、ハミルトンのカバーウォッチの数は多いですが、今まで見た中でゴージャスさではNO1.デザインもアシンメトリーで美しいです。
こちらもハミルトンのイエローゴールドのカバーウォッチ。こちらもお花がモチーフになっていて、中央にはダイヤモンド、まわりはひだのように花びらが波打っています。
可愛らしいデザインです。
現在販売中のブローバのカバーウォッチ。こちらもカバー部分に葉っぱが立体的に作らてれていて、ダイヤとアクセントにエメラルドがあしらわれています。
カバーウォッチは当時でも大量に製造していなかったので、同じ物を見かけることは稀です。それだけに、美しい芸術品のようなカバーウォッチに出会えた時は、誰かにお嫁入してもなかなか忘れてしまうことはありません。