麗しきビンテージの世界

コスチュームジュエリーやビンテージウオッチのことをつづっていきます。

ラインストーンの爪留めは時々チェックが必要です

ラインストーンの爪留め

ここ最近、ぐっと気温が下がり、ジャケットやコート、ニットなどブローチの出番が多くなってきましたね。

ラインストーンのブローチの多くは爪で留められていますが、この爪の部分がセーターの網目にひっかかって、気づかないうちに爪が浮いていたということがあります。

下記の写真をご覧ください。

f:id:MIGPARIS:20181117095540j:plain

上から見るとちゃんと留まっているように見えますが、横から見てみると・・・

f:id:MIGPARIS:20181117095624j:plain

爪がストーンから離れています。

爪が立ってしまうと、するりとラインストーンが落ちて、気づいたらなくなっていたということがあります。もし少し浮いているようでしたら、爪の先でぐっと抑えてみてください。

ラインストーンを失くしてしまったら

もしストーンをなくしてしまっても、貴和製作所さんやユザワヤさんなどの大手の手芸屋さんではスワロフスキーのラインストーンがたくさん販売されています。ネットでも購入可能です。

クリアラインストーンの丸いタイプでしたら、かなりの確率で同じサイズのものが見つかりますし、他の形も探すと同じ形、同じ色の物が見つかることがあります。

購入される際は、ストーンの裏側が平らなタイプと先が尖っているタイプと2種類ありますので、先が尖っているタイプのストーンを買ってください。

当店でもいくつかストックしていますし、日本にないラインストーンを仕入れて修理ということもしていますので、お気軽にご相談ください。

ただ、ディオールなど、特殊なストーンは落としてしまったら同じ物を見つけることはなかなか難しいので、時々爪が浮いてないか、角度を変えてチェックしていただくことが重要です。