先週末、京都の台所錦市場に行ってきました。
ここに来た一番の目的は 包丁の『有次』さん。藤原有次が京都御所御用鍛冶職を始めてから400年間続く京都の老舗のお店です。
家で使っていたステンレスの包丁が全く切れなくなってイライラ。無駄に力を入れて使っていたためざっくりと指を切ってしまってから、切れ味がよく、自分でちゃんと研げて永く使える包丁を買おうと思っていました。
お店にたどり着くまでに、神戸では買えない京都ならではの食材にいろいろ買いたい気持ちが高まります。
湯葉や葛きりなど乾物ものから、生麩やお漬物まで散財してしまいました。
店内は外国人のお客さんでいっぱい。プロの料理人と思しき人が真剣に店員さんの説明に耳を傾けていました。
包丁だけでなく、銅製のお鍋やおろし金、野菜の抜き型など調理用器具もたくさん売っています。
うさぎの抜型がかわいくて欲しい~と思ったのですが、プロ用なので結構なお値段。衝動買いでそのうち使わなくなるだろうと冷静な判断であきらめました。
包丁は店員さんと相談していろいろ悩んだ結果買ったのはこちら↓
長い間切れない包丁を使ってきたのでこのストレスフリーな素晴らしい切れ味にただ感動。野菜の繊維もつぶれずにサクッと切れます。
ただ鋼でできているので拭かずにほっておくと錆びるのが難点。
平常一品という鋼をステンレスでサンドイッチした錆びにくい包丁もありましたが、刃先は鋼ですのでその部分は錆びます。刃先を拭く手間も全体を拭く手間もかわらないかと結局すべて鋼の包丁に。
名前も無料で彫ってもらえるし、お料理好きのお友達のプレゼントにもいいかもしれません。
市場の中のお店とあってクレジットカードは使えませんので現金のご用意を。