リュウズが回しにくい!正しいリュウズの巻き方
初めてのアンティークウォッチを買って、リュウズを回してみたけれども、どうもリュウズが巻きにくい!と思われている方へ。回すにも少しコツがいります。まず、リュウズ部分の持ち方です。初心者の方がやってしまう持ち方がこちら。
指先だけでリュウズを回そうとすると、非常に巻きにくいです。この状態で巻くと、手首を使って回すことになるので、少ししか巻けませんし、爪が長めの女性はこの持ち方では回せません。正しい持ち方は、まず右手の人差し指を少し折り曲げて、その上にリュウズをのせます。
そして、親指をリュウズの上に載せます。この状態で人差し指は6時の方向へ、親指は12時の方向に、指の上でリュウズをすべらせるように動かします。回すというより転がすという感じです。この巻き方ですと、一度でたくさん回せますので、リュウズを巻く回数がかなり少なくなります。人差し指と親指はケースに対して平行になるように持ってください。
そして、巻き終わったら、リュウズをひいて時間をあわせます。この時はリュウズはどちらの方向に巻いていただいてもかまいません
回し方以外にも、リュウズが巻きにくい原因はあります。今まではきちんと巻けていたのに、最近リュウズが回しにくくなったと感じておられる方は、別のところに原因があるかもしれません。下記に続きます。